瞬時電圧計


専用の測定コードを用意しています。

【概要】
商用電源に同期した波形の瞬時電圧を測定し、ディジタル表示します。

【仕様】

  動  作  法  式 : 二重積分方式
  サンプル周期   : 毎秒3回
  電          源 : AC 100〔V〕、約 14〔VA〕
  寸          法 : 幅 480 × 高さ 98 × 奥行 290、単位〔mm〕
  入          力 : 独立2チャンネル ( CH1、CH2 )
  耐    電    圧 : CH1、CH2 ともに AC 100〔V〕
  附    属    品 : 測定用コード2本
  外  部  接  続 : 34 ピンコネクタ

[電圧測定]
  測  定  範  囲 : 0 〜 199.9〔mV〕FS、1 レンジ
  確度(代表値) : ±( 1〔%〕of rdg + 1 digit )
  入  力  抵  抗 : 約 1〔MΩ〕
  時間軸設定範囲 : 0 〜 99.99〔ms〕
【端子接続】
内部回路と端子の接続を 図1 に示します。

【操作面概説】
図2 に示します。

【測定用コードの配線】
図3 に測定コードの構造を示します。また、CH1、CH2 の2チャンネルを使用して 配線をするときは、 図4 のように、瞬時電圧計と測定用コードを接続します。 そして種々の雑音混入を低減させるために、両チャンネル測定用コードの黒ミノムシ クリップ、黒矢形チップ、および瞬時電圧計の CASE 金属端子を測定回路側の一点に 接続します。

【時間軸(位相角)】
図5 に示すように、サンプル点 tsの測定電圧はv(ts)であり、 tsは時間軸設定スイッチによりトリガ開始位置から 0 〜 99.99〔ms〕 間で変化でき、トリガは商用周波数の周期(20〔ms〕)の16サイクル毎に発生します ので、次のトリガまでは360〔ms〕です。また、瞬時電圧計には位相切換の機能があり、 SLOPEスイッチで切り換えますが、この場合、図5の位相は180度ずれて全て逆相に なります。

【外部接続】
外部回路を34ピンコネクタで接続し、外部からの時間軸設定および測定電圧値の 読み取りをBCDコードで行います。これにより、自動測定が可能です。